ロコモティブシンドロームについて
ロコモティブシンドローム(運動器症候群)とは,「立つ」「歩く」など人の動きをコントロールするための体の器官(=運動器)が衰えている状態を言い,放っておくと日常生活に支障をきたし寝たきりの状態になってしまうこともあります。
福岡市民の要介護状態になった原因を見ると,ロコモティブシンドローム(以下:ロコモ)関連の疾患が3割を占めており,特に女性はその割合が高くなっています。
まずは,7つのロコチェックをしてみましょう。
7つのうち1つでもあてはまると,運動器の衰え(=ロコモ)を考える必要があります。ロコモ予防に取り組みましょう。
- 腰や関節の痛み,筋力の衰え,ふらつきといった症状が最近悪化してきている場合は,医師の診察を受けましょう。
- 7つのロコチェックの他、日常生活に不可欠な「立つ、歩く、座るなどの体を移動するための機能」を確認するロコモ度テスト(立ち上がりテスト・2ステップテスト・ロコモ25)もあります。詳しくは、下記をご覧ください。
ロコモ予防
ロコモの原因である骨,関節,筋肉の衰えは40歳代から現れてきます。体力のある若いうちからロコモ予防を意識していきましょう。ロコモ予防には、バランスのいい食生活と適度な運動(ウォーキング等の有酸素運動とスクワット等の筋力アップ運動)が大切です。
<ロコモ予防にご活用ください>
動画:健康セミナー「ロコモティブシンドロームに負けない体」
動画:50歳,60歳代から始めるロコモ予防(運動)
チラシ:ロコモティブシンドロームを予防しよう