11月24日は「1124(いいにほんしょく)」で、「和食の日」です。
平成25(2013)年12月に「和食;日本人の伝統的な食文化」はユネスコ無形文化遺産として登録されました。
その和食文化を次の世代に向けて保護・継承していくために、11月24日が「和食の日」として制定されました。
※詳しくは農林水産省のホームページをご覧ください。
お箸の正しい使い方
和食に欠かせないものの1つが「お箸の正しい使い方」です。
正しいお箸の持ち方
【1】右手で箸の中央あたりを上からつまんで少し取り上げる。
【2】左手を下から添えて、右手を右端に滑らすように移動する。
【3】右手を下に添え、まん中よりも少し上を持つ。
【4】2本の箸先をそろえて上のお箸と下のお箸を持つ。
【5】下のお箸は親指の付け根と薬指の爪の横で固定する。
上のお箸は人差し指と中指で挟み、親指の第一関節あたりを添えて上下に動かす。
動かすのは上のお箸だけで、下のお箸は動かさない事が基本です。
お箸を上手に持てない方の練習方法
1 最初に上の箸(1本)の持ち方を練習しましょう。
鉛筆を持つように、人差し指と中指と親指で1本のお箸を持ちます。
2 人差し指と中指を少し曲げるようにして、箸先が上下するように練習します。数字の1を書くつもりで動かしましょう。
3 下のお箸を持ってみましょう。
下のお箸は親指の付け根と人差し指の付け根のところで挟み、薬指の爪の横のところにあてて固定します。
動かすのは上のお箸だけで、下のお箸は動かしません。
この状態で、物をつかむ練習をしてみましょう。
和食の配膳位置
配膳の基本は「食べやすさ」です。
右手にお箸、左手に茶碗等が持ちやすいように配膳します。