・粘り気のある痰がでる
・階段や坂道で息切れがする
・風邪をひいていないのに咳がでる
COPDの主な原因はたばこの煙です。たばこなどに含まれる有害物質を長年吸い込むことで、気管支に慢性的な炎症が生じて痰が詰まったり、肺胞が破壊され、徐々に呼吸機能が低下していきます。
厚生労働省の統計によると、日本国内でのCOPDによる死亡者数は約17,000人です。
40歳以上の患者数は530万人(NICEスタディ2001年)と推定されており、COPDであることに気づいていない人や治療を受けていない人が500万人以上いると推定されています。
「年を取っただけ」と見過ごされていることも多く、気が付かないまま重症になっていることが多い病気です。
現時点でCOPDを根本的に治し、もとの健康的な肺に戻す治療法はありませんが、少しでも早く適切な治療を開始することで、現状を改善し病気の進行をゆるやかにすることができます。
治療で最も大切なことは、禁煙をすることです。
COPDが疑わしいときは、医療機関を受診しましょう。
COPDについての詳しい情報は、下記パンフレットをご覧ください。
COPDの可能性があるか「COPDスクリーニングのための質問」でチェックしてみましょう!
禁煙に挑戦してみませんか?
提供:福岡市