厚生労働省が3年ごとに実施している「患者調査」の平成26年調査によると、COPDの総患者数(継続的な治療を受けていると推測される患者数)は、26万1,000人でした。
男女別に比べてみると、男性18万3,000人、女性7万9,000人です。
厚生労働省の統計によると平成27年1年間のCOPDによる死亡者数は1万5,756人で、死因別死亡者数では10番目に多く、総数に占める割合は1.2パーセントでした。男女別での比較では、男性は1万2,642人で死因別死亡数の第8位に対して、女性は3,114人でランク外(11位以下)でしたが、若年女性の喫煙率も高くなりつつあるので、今後は女性の死亡率が上昇する可能性があります。
提供:福岡市