どうしよう、不安だよぉ
不安を和らげる感情調整というスキルが役立ちます!
不安な時、不安な気持ちに気づいて「不安になるのも当然だな」と受け止める、今できることをすることで不安は落ち着いていきます。
しかし、不安が強すぎるときには、適切な行動をとることもままならなくなります。そんな時には気持ちを和らげる(感情調整)スキルが役に立ちます。
感情の3つのチャンネル!?
気持ちを和ませるために、私たちの感情体験を3つのチャンネルに分けて考えてみましょう。
- 身体チャンネル:体で感じること
例)呼吸が速くなる、心拍数が上がる、汗をかく
- 思考チャンネル:自分自身に言っていること、考え
例)この先どうなるか分からない
- 行動チャンネル:苦痛に対して実際にすること
例)過食する、誰かと喧嘩する
チャンネルごとの感情調整法
気持ちを整える時には、チャンネルごとにできることがありますが、3つのチャンネルは互いに関連し合っています。
- 身体:五感を使ったリラックス(樹木や植物を眺める(視覚)、アロマの匂いを嗅ぐ(嗅覚)等)、ヨガやストレッチ(リラクゼーション法)を活用
- 思考:注意のシフト(掃除をする、休暇の計画をする等)や、前向きなイメージ(実際の、あるいは想像上の状況や環境を思い浮かべる)、前向きなセルフステイトメント(自分にかける言葉(自分に対して批判的な時には、前向きな反応を考案し対抗する))
- 行動:休憩する、代わりの行動(同様の効果を得られる他の(楽しいまたは中立的な)行動に置き換える)、助けを求める、楽しめる活動を増やす
1つの方法が全ての人に役立つわけでもありません。様々な方法を試してみることで、自分にとって最も効果的なスキルが見つかるでしょう。
引用元:国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所行動医学研究部HPより
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